デザフェスで大赤字をした日記

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こんにちは。こなみです。

2018年を振り返っております。

今年2018年は春と秋にデザインフェスタ(以下、デザフェス)に出展致しました。

東京ビッグサイト西4ホールで出展していました。

今回のブログで書くのは、秋のデザフェスで大赤字を出した時の話がメインです。当時の思い出や体験談、反省を書きます。

2回とも、粘土フィギュア作家の「こなみや」としての出展でした。

自信を持って、自分のオリジナル作品を販売したのですが・・・

結果的に赤字になったので改善点を考えて記したいと思い、今回のブログを書きました。

また、どうしてツノゼミを作ろうと思ったのか?その動機も忘れないうちに記録します。

このブログを見て、「バカだな~。」とか、「費用かかりすぎじゃねーか!」とか、

「もっと安く売れよ!」とか、様々な感想を抱かれる人がいると思います。

が、まずはとにかく読んでみて下さい。

 事実として、作ったものと、かかった費用、思いなどを載せておきますので。

※あくまで、一例として、参考にしていただければ幸いです。他の作家さんは、もっと上手に販売をされている方もたくさんいますので、私のは一例として参考にしてください。

出展した作品

いずれも樹脂粘土や石粉粘土を材料にした手作りフィギュアやジオラマです。

【インコ】

セキセイインコ青フィギュア 500円 在庫20匹

セキセイインコ緑フィギュア 500円 在庫15匹

オカメインコ黄フィギュア 500円 在庫10匹

オカメインコ灰色フィギュア 500円 在庫10匹

オカメインコ白フイギュア 500円 在庫10匹

【小鳥】

メジロフィギュア 500円 在庫5匹

カワセミフィギュア 500円 在庫5匹

スズメフィギュア 500円 在庫12匹

シマエナガフィギュア 500円 在庫20匹

【ネコセット】

ネコ&座布団セットフイギュア 500円 在庫30匹

【他、動物】

キリン、ゾウ、リス、ウサギ、アルマジロフィギュアなど 各500円 在庫各1匹

【キノコ】

キノコジオラマ(タイルの台座つき) 1000円 在庫15個

【切り株】

切り株(小)500円 在庫15個

切り株(大)1000円 在庫10個

【虫】

ツノゼミ(小)フィギュア 1500円 在庫37匹

ツノゼミ(特大)フィギュア 15000円 在庫1匹

カタツムリ(特大)フィギュア 1000円 在庫3匹

売価の設定は、ツノゼミ以外は正直に言って安いほうだと思います。

 ハンドメイド界隈の、おおよその売価を知りたい方はネットの販売サイトで、

minnne(ミンネ)、クリーマ、BOOTH、BASE(ベイス)などで販売されている作品の売価を詳しく調べてみて下さい。

上記のサイトの売価を見て「高い!」とか、「私でも作れそう!」と思った方は、

ぜひ一度、ご自分で作品を作って販売してみてください。

おそらく、上記の商品よりも高い売価で販売したくなるのではないかと、私は推測します。

かかった費用

【出展場所に関わる費用】

出展料(一日分) 12600円

机×2台のレンタル代 5300円

交通費(自宅から東京ビッグサイトまでの往復合計)1650円

食費(当日の朝昼晩ごはん代)約4000円

【作品に使った材料費】

樹脂粘土 2160円

石粉粘土 約500円

ガラス絵の具(ステンドグラス風絵の具)216円

UVレジン 3780円

タミヤの模型用塗料 約2000円

絵筆 約400円

グルーガン 216円

グルースティック 216円

模型用フェイク苔 1080円

タイル 廃材をもらったので0円

ざっと計算して、かかった費用は合計34118円。

制作にかかった時間、2~3か月はかかっていますね。

材料費を記録しているレシートや入金確認メールなど、自分のわかる範囲内で書いたので、もしかしたら、もっと費用がかかっている可能性があります。

売上の結果

3500円!!!

はい、赤字です!!!

お客様の反応

(※あくまで私の所見です。)

女性客

 ・インコや小鳥がカワイイという声が多い。

・自分の飼育している鳥に似ているフィギュアを購買する人が多かった。

・インコ、スズメ、ネコは特にカワイイと人気!!!

・次いで、キノコやカタツムリをカワイイと評価する人も多かった。

・ツノゼミを知らないお客様がほとんど。

・ツノゼミを実在する昆虫だと説明するたび、驚愕された。

・ツノゼミを見て、「これは何?」という反応の人が多かった。

・ツノゼミを見て、怪訝そうな反応をする人が多かった。

・特大ツノゼミを見せると、戦慄するお客様が多かった。

・ツノゼミを知っているお客様は、少数ながら居た。

・インコもツノゼミも、写真を撮影して行かれる人が多かった。

男性客

 ・ツノゼミに強く反応する。ツノゼミを知らなくても、昆虫そのものに強く反応する様子だった。

・昆虫フィギュアに反応するのは、圧倒的に男性客が多かった。

・ツノゼミを知らないお客様がほとんど。

・ツノゼミを実在する昆虫だと説明するたび、驚愕された。

・ツノゼミの形状をレーシングゲームに出てくるマシンに例えると謎の共感を得られた。

・ツノゼミを見て、「これは何?」という反応の人が多かった。

・ツノゼミを知っているお客様は、少数ながら居た。

・インコもツノゼミも、写真を撮影して行かれる人が多かった。

陳列のダメな点

カオス。ごちゃごちゃ。

統一した感じが無かったです。

売場の写真です。全体図です。

ツノゼミ コーナー

インコ、キノコ、動物コーナー

極端に言うと、「カワイイ」と「キモイ」の両極端がある売場になったと思います。

例えるならば、可愛らしいお菓子の家の隣に、リアルすぎる昆虫を並べている感じです。

宣伝

正直、質も量も足りていなかったと思います。

私は主にツイッターとインスタグラムとブログを宣伝に使っていました。

これら以外のSNSや媒体でも作品を宣伝する方法はたくさんあったはずです。

今回出した私の作品のダメな点

インコやネコは客観的に見ても売れ筋であり、お客様からの反応が非常に良かったんですけど・・・

とにかく新作開発における市場調査がダメでしたね!

自分の作りたいものの欲求に走りすぎました!

私が「今回の新作の目玉商品にする!」と意気込んで出したツノゼミが1匹しか売れずに滑っちゃったのが、自分としては本当に痛いです。

夏に上野の博物館で見た「昆虫展」で「ツノゼミ」の造形に私は心魅かれたのです。非常に面白い虫だと思い、夢中になりました。

で、それをデザフェスの作品にしようと思ってフィギュアを必死に作っていました。

 ところが、いざ出してみると、ツノゼミが自分が思った以上にマイナーな生き物だと知らされました。

ツノゼミを知らない人があまりに多すぎて、びっくりしました。

自分の常識は非常識だったのか?と思っちゃいました。

と、いうよりも、そもそもデザフェスとはメイン購買層が女性と子供が多いイベントなのに、私がそれを軽視していたんですね。

昆虫って、苦手な人が多いんですよ。特に女性。

平気な人は普通に「面白い!」と見てくれるんですけどね。

ツノゼミフィギュアの反省点ですが、脚のパーツを針金で作ったので貧相に見えたのかもしれません。

市販の昆虫フィギュアや本物の昆虫標本を見ると、虫の脚って意外と太くて関節がしっかりしているんですよ。

ツノゼミは、最初はリアル路線のカラーリングで制作していたのですが、「さすがに黒い色ばかりではダメかな?」と思い、黄緑色のトゲ型のツノゼミ以外は、紫色や青色などのメタリックなカラーに変更しました。

幻想の生き物っぽい仕上がりにしました。

また、特大サイズのツノゼミですが、図鑑に載っているものとは、若干違うカラーリングにしました。

こげ茶の体に、真っ黒い血管のような縁取りの羽とマッチョな脚、ギラギラしたラメを塗った羽で表現したのが、まずかった可能性があります。

昆虫苦手な人が見て「うわ!(キモイ!)」と思われたのかもしれません。

ハッキリと口に出しては言われなかったんですけど、実際は、私の作った特大サイズに対しては普通に引いてる様子でした。

「改善点 作品と市場調査」

 「カワイイ」の需要が高いので、生き物のグッズを開発する際は、ある程度可愛くデフォルメする必要があると思いました。

今後、ツノゼミグッズを出す場合は、私が出している他の作品(主にインコやネコ)と同等にカワイイ姿のキャラクターにしようと思います。

フィギュアだけではなく、イラストの投稿など媒体を広げてみようと思います。

今回作ったツノゼミは仕方がないので、今後は脚パーツを改良して他の場所で売るつもりです。

「改善点 売る場所」

インコやネコはデザフェスの他、「鳥フェス」や「ニャンフェス」といった物販イベント、

ツノゼミは「昆虫大学」や、「博物ふぇすてぃばる」などの物販イベントなら売れたかもしれません。

また、いずれの作品もBOOTHなどのハンドメイド通販サービスの方が売れた可能性が高いです。

「改善点 陳列」

売場の雰囲気を統一させる必要があります。

ごちゃごちゃしていると、何が売りたいのか不明になってしまいます。

一例ですが、私の前方で販売していたサークルさんは、メルヘンチックな雑貨を販売されており、

販売ブースも明るいピンク色とフワフワとキラキラしたもので統一されていました。

世界観がパッと見た一瞬でわかるような売場でした。

普通に、「あの売場、良いなぁ。」と思って眺めていました。

私の店も、そのサークルさんを見習って「統一感」と「わかりやすい世界観」をどうにか改善したいと思いました。

今回のデザフェスにおいては、メインの購買層が女性客なので、「カワイイ」で売場を綺麗に統一すれば売れたと思いました。

「改善点 宣伝方法」

まず、ツノゼミを売る場合、その認知度を高める活動をします。

ツイッターで広報活動専用のサブアカウントを作ったり、このブログ以外でアクセス数を沢山稼げそうな有料ブログのページを他に設置し、

下手くそでも構わないので、正確な情報を載せた解説イラストや、簡単な漫画、動画、音声配信などを頻繁に投稿するように動きます。

虫が苦手な人にも受容されやすいように、なるべくカワイイ姿のキャラクターデザインでツノゼミを描きます。

こうして書いてみると、広報活動が一番手っ取り早くテコ入れしやすいように思えます。

全て実現できるかどうかはわかりませんが、できることから改善して、在庫をさばいていきたいと思いました。

以上です。いかがでしたか?

オリジナル作品を販売することは、正直に申し上げて非常に大変です。

リスクは多分にありますが、自分の作品を自力で販売するのはとっても面白いですよ!

今回の赤字をきっかけに、一歩一歩、改善していこうと思います。

ご覧いただき、ありがとうございました。

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