雪の日に義実家のみんながウチに遊びに来た話


雪の降る寒い日が来ると、昨年2018年の1月下旬のことを思い出す。昨年、義実家の家族が遊びに来た。私と沖Pの住む東京下町の家に。ちょうど、沖Pと私が事実婚状態になって約3ヶ月が経過した頃だった。私は、実家の両親と、義実家の両親と祖父を接待する準備を、沖Pと一緒に行った。まず、実家の母がこのようなイベントの開催準備に対し、とても気にしていた。部屋の片付け、もてなす料理とお菓子の準備、お土産の用意、あと、失礼のないように色々と気を回してくれた。実家の母が買ったのは、デパートの松屋浅草で買った松花堂弁当と、ちょっとしたお茶菓子。母は、昔からこのてのイベントに関してはものすごく気を遣う人だった。私は逆に適当だった。最低でも部屋は清潔にしておこうと思っていた。当日、自分たちで作った料理は「味噌汁」だけだった。冬だし、弁当は母が用意するので暖かくて飲みやすい料理としては味噌汁が最適だと二人で合致していた。当日、関東地方に大雪が降った。静かにしんしんと降った。義実家の両親と祖父は、雪の中を車で来た。私と沖Pは、雪の中、彼らを案内した。結果的に、両家の両親と義理の祖父は、話が盛り上がった。特に義理の祖父の存在感が大きかった。私の父は職人で、義理の祖父は建築作業が大好きな公務員だった。それぞれ、建てた家の話や、昭和時代の浅草について盛り上がっていた。浅草は私や父の地元だし、義理の祖父とも関連の深い土地だった。また、沖Pはこちらに引っ越してから、浅草に大変興味を持っている様子だった。義実家は母方の血縁者の力が強い傾向にあるようで、義理の祖父(義理の母方)、義理の母、沖Pは特にそのような感じだった。彼らは非常に自己主張が強く、それぞれが張り合い、元気よく喋っていた。こちらとしては、たくさん喋ってくれて助かった。沈黙が続いたり、しらけたりする方が私にはきついからだ。弁当とお茶菓子と味噌汁を義実家の皆さんに召し上がっていただき、私はとにかくお茶を注いで回った。誰かのお茶が少なくなったら即注いだ。とにかく、義実家の皆さんを主役に立てる方向で、私は「スタッフ役」に徹した。会話の内容は、それほど覚えていないのだが、義理の母と祖父がとにかく楽しそうで義理の父が腰痛でグッタリしていた記憶がある。義理の祖父を招くことができて本当に良かったと思う。やはり、老人は元気なうちにどこでも何でも遊びに連れて行くことが大事だと思った。義理の祖父は、実は2018年1月の時点で末期ガンで同年10月中旬に亡くなっている。私には義理の祖父の存在は有難かった。私の実の祖父たちは私が生まれる以前に他界していたので、「祖父という存在」を義理の孫として体感することができた。雪の日で大変な接待となったが、記憶に残る日になった。

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